食べ残したさくらんぼでジャムを作ったけれど、たったひと瓶。
先日、「後押しする癖」について書いたら、思いがけない人から反応があって、いろいろとその原因について教えていただき、すっごく参考になりました。
あー、やってるかも。
でも、今回先生方から同じ時期に指摘されたのは実はちょっと違うのです。
これは、ラフマニノフチェロソナタ1楽章中盤、Tempo1のところ、リピートの後1小節目の4拍からのスラー。
3回おなじのがあるでしょう?
ここ、後ろの音が大きくなる(後押し)ってありえないのだけれど、「とにかくできるだけビブラートをかける」というのが頭にあるもんだから、弾きやすい2音目に大きくビブラートがかかってしまい、クレッシェンド状態になってしまうのです。(「ビブラートをかけることが音楽的なのだ」と勝手に思い込んでいる。実は違うのにね。)
笠岡で弾いたバッハの「サラバンド」の25小節でも全く同じ現象が。(私は2パートです。)
ビブラートをかけずに弾いてみて、って指導されました。(本番ではこわくてかけられなかった。棒弾き。)
要するに、冷静に曲を、音を、「考えろ」「自分の音を聴け」ってことなんですけど。
できないんだよな、これが。
追伸:
またまた教えていただきました。
2音めで弓のスピートを落とす!
ほんとだー、それだけじゃんか!