まだまだ甘えているとは認識しているけれど、大台を超えると思っていたよりも体がついてこないこともあります。
昼寝はしない主義だけど、このところの残業はちょっとこたえてるかも。うっかり寝てしまいました。
読みたいと思いつつも絶版で手に入らなかった「最後の昼餐」を読むことができました。
毎日楽しく過ごしてはいるけれど、本当に大切な人と楽しく食事をできるのはあと何回なんだろう。
それは有名店でいただくごちそうである必要はなく、たとえば炊きたてのごはんとお味噌の香りが抜けていないできたてのお味噌汁。あるいは季節のさんまの塩焼き。(かぼす付き)
そういった本当に「幸せ」って思えるものを大切な人と一緒に食べること。
もしかしたらそんななんでもないことが本当の幸せなのかもなあって思います。
こんなちっぽけな願望も、案外かなえるのは難しい。
それぞれ人には果たさなければいけない役割があるからね。
とはいえ、「いつか幸せになる」のではなく幸せは日々の中にあるのだから、今を一所懸命気持ちよく暮らすしかないのですけど、この本はそんなことを考えさせてくれる本でした。
More